数日日記をさぼってしまいました。戦後慌しかったのもあるのですが、とてもとても悲しいことがあったためになかなか落ち着いて何かをする気持ちになれなかったのが大きな理由です。

先日2日に、久しぶりに背後の者が私の部屋を訪ねてきて下さったのですが、その時に――心のどこかで安心してしまったのでしょうか――これまでに無い程に長く、涙が止まらなくなってしまいました。

あれ程泣いたことも、そもそも泣いたこと自体も、とても久しぶりでございました。

ですが、今はもう大丈夫です。

ご心配をお掛けして本当に申し訳ございません。

その日にたくさん泣き言や弱音を聴いて頂いて、たくさん泣いて、

今は何とか立ち直ることが出来ました……多分、ですが。

大切な方には、やはり心から安らぎ、幸せでいて欲しいと願います。

その願いが叶うのなら、私はそれで十分です。たとえ、そのお傍にいられないのだとしても。

せめて、一人でも多くの方の笑顔を護れるように、私はまだまだ強くならなければ、と改めて存じます。

ひいてはそれが……きっと、いつかは、大切な方とその傍にいる方の笑顔をお護りすることにも、繋がるはずですから……。

[0回]